現在、政府も投資をあと推ししていることもあり、投資人口が急増している傾向があります。そもそも、年金だけでは将来は不安と多くの人たちが考えていることでしょう。
いま、仮想通貨ビットコインで投資をしようという方々も多くいらっしゃいます。投資という向き合い方として、「株式」と「仮想通貨」は似ている部分もありますので、比較的入りやすいという面もあるのかもしれません｡
しかし、それぞれメカニズム、特徴などが違うので全く別個の投資ということになります。ですから、しっかりそれがどのような投資であるか理解した上で向き合う必要があります。
仮想通貨にも、有効的な攻略法がありますので、しっかりマスターすることでより勝ち率をアップさせることができます。
そもそもビットコインとは何か
いまさら、このような説明は必要ないのかもしれませんが、ビットコインは、インターネット上でやりとりされるデジタル通貨のことです。はじめてこの世に登場した仮想通貨が、ビットコインです。
ビットコインに対して法的取り決めもされていて、ビットコインは決算する時に対価として使用することができる支払い手段の位置付けです。円などの法廷通貨と似たようなものと言う言い方をしてもいいのかもしれませんが違う面も多くあり、ビットコインには、中央銀行のような通貨発行や通貨システム管理をしている組織が中心に存在していません。
中心に立つ存在がないということは、国の力によってそれほどコントロールされてしまうリスクからも解放されるということです。
ただし、自由にビットコインは発行することができるものではなく、あらかじめプログラムによって上限は、2100万枚とされています。
ビットコインと株式の違い
投資といえば、昔から多くの人たちが、株式と向き合って来ました。歴史の長さからすれば、株式の方が全然長いので、株投資をしている方々は安心して投資と向き合っているのではないでしょうか。
ビットコインが誕生したのは、2008年のことです。まだまだ、歴史が浅く、不安要素は一杯抱えているのだと思います。
「サトシナカモト」という匿名人物が論文で提唱した決済システムが、ビットコインのはじまりと言われています。
匿名の人物というのもなんだか、まだまだビットコインには怪しさがあると言う感じがあります。
現状、ビットコインに対して、これから法整備がかかるかもしれませんし、まだまだ未知数で不安要素が一杯というのも事実なのかもしれません｡
ボラティリティが高い投資
しかし、株式と比較しても、まだビットコインは発展途上にあり、のびしろの存在している魅力的な投資と言うことができます。
価格が変動していくことを、ボラティリティという言い方をします。ビットコインも株式も、ボラティリティが高い投資のジャンルに入れることができます。しかし敢えて言えばビットコインの方がより以上ボラティリティが高い投資ということができます。
株式市場において、過度な高騰や暴落はできるだけ回避しましょうということで、一定以上の価格変動が生じてしまうことで、強制的に取引を停止させるストップ安・ストップ高のシステムなどが意図的に導入されています。
しかし、ビットコインにおいてはそのようなシステムを導入していない仮想通貨取引所が多くあります。ですから、たった一日で価格が倍になるうれしい体験をすることができる一方では、半値になってしまうショッキングな体験もするかもしれませんので、より注意して向き合う必要があります。
24時間365日取引できる
また、ビットコインは、基本、24時間365日取引することができる手段です。メンテで取引が出来ないということもあるでしょうけど、休日でも取引することができるのは、いつも忙しいサラリーマンなどにとって大きなメリットです。
株式投資と向き合っている方々は、基本、時間帯は、9：30～11：30、12：30～15：00のあいだでやりとりを行うため、ビットコインと比較して慌ただしさを感じてしまうかもしれないですよね｡
以前、投資といえば株式が当たり前だったのです。しかし、24時間365日の投資が登場すれば、そっちの方が、自分自身のライフスタイルにマッチしていると思う方々の方が多いでしょう。ビットコインは、日本人の方々にも充分受け止められるニーズが存在しているのだと思います。
インカムゲインはない
さらに、株式投資と向き合っている方々は、配当金を受けることができるメリットにも遭遇することがあります。株式投資は、株価の値上がり益以外にもインカムゲインを狙うことができていいのかもしれませんが、ビットコインには持っているだけ得ることができる金利のようなインカムゲインはありません。
ビットコインの投資スタイルは、基本、ビットコインを安く購入して高く売ることによって得られる売却益です。（仮想通貨取引所Coincheckでは、購入したビットコインを貸し出しすることで、ビットコインを得ることができる貸仮想通貨サービスが提供されています）
資産管理の方法が違う
さらに、株式投資とビットコインは、資産管理の方法が違います。ビットコインは、実物が存在ていないコインのことです。仮想通貨を保管するシステムは、ウォレットという言い方をします。
株式投資は、株券というものが存在しているので、それだけでも安心感はもたらされるもかもしれません｡ただし、上場株式は電子化されているため、ほとんどビットコインと同じ扱いです。
段々とこのような方向性に流れてしまうのも、現代社会において仕方のないことなのかもしれないですよね｡
投資額の違い
また、株式とビットコインは最低の投資額に違いがあります。株式投資と比較したら、ビットコイン投資の方が少額からスタートすることができるので、はじめての方々も投資と向き合いやすいメリットがあります。
Coincheckでは、500円から取引をスタートさせることができます。しかし、株式投資と向き合うと、ある程度どうしても自己資金が必要となってしまうでしょう。探せば、１万円で購入することができる銘柄もありますが、数十万円を用意しなければならないこともあります。
株式投資は、昔から存在しているものゆえ安心感が存在しているのかもしれないですが、現代人にマッチしている方法なのかといえば疑問もあります。
もう少し、フレキシィブルに対応することができてもいいのだと思いますが、それが古典的株式ではなかなかできていません。ただし、そこに時代に流されない安心感があるのかもしれませんが。
一方で、柔軟的である現代人のニーズが必然的にビットコインを求めてしまっているのかもしれないですよね｡ビットコインの方がもっと現代人の方々が、自然体で投資と向き合うことができる方法なのかもしれません。
ファンダメンタル分析とは
株式投資でも、ファンダメンタル分析は有効的に使われていますが、ファンダメンタル分析は、FX、仮想通貨でも有効的戦略です。
仮想通貨で稼ぐためにも、やっぱりこのような分析って大事なことです。後半では、このファンダメンタル分析についてしっかり解説します。投資をしている方々は、おおかたファンダメンタル分析とテクニカル分析を学んでいることでしょう。
ファンダメンタル分析とは、世の中の景気の動向だったり、財務状況と言ったものを材料として、将来の価格を予測していく方法のことです。
仮想通貨のファンダメンタル分析も、株とそれ程大きな違いがある訳ではありません。株式投資では、投資した企業の財務状況だったり、業績をチェックして、現在の市場価格が、割安なのか割高なのかを判断していきますが、仮想通貨においても開発元の財務状況だったり、活動内容、また、成長性とか健全性を分析して、仮想通貨の価格が将来どう動いていくのかを予測します。
仮想通貨ファンダメンタル分析の方法
仮想通貨の開発元の財務状況は公式サイトで、いろいろ役立つインフォメーションを探し出していきます。活動内容は、SNSのTwitterやFacebook、Telegramと言ったものを有効的に活用します。Discordなどのチャットツールを使っても、インフォメーションを揃えることができます。
公式ホームページで確認するというのもいいですが、できるだけ新しいインフォメーションは、やっぱり、SNSの方です。
例えば、リスク（Lisk/LSK）では財務状況を公式サイトで公開をしています。ただし、どの仮想通貨も同じようにして財務状況が公開されている訳ではありません。
また、仮想通貨でファンダメンタル分析を行う手段として、経済の景気だったり、政策などの外的要因もしっかりチェックする必要があります。当然、仮想通貨の価格は、そのようなものにも大きく左右される可能性があります｡
過去に、実際に大きな世界的事件として、「リーマン・ショック」が起きていますが、そのような事件で、株、為替、債権と言ったものは軒並みに暴落して、そうとう被害を受けた方々が多かったことでしょう。
仮想通貨においても例外ではありません｡政治や、経済のニュースの影響でどんどん価格が変動していくことになりますのが、景気や経済政策と言ったものも有効的な分析材料にしなければならないです。
仮想通貨に関わる大きな出来事には、2017年中国政府が国内のすべての仮想通貨取引所に業務停止を要請したことなどがあり、ビットコインの価格も、そのとき一日で、15％程度下落してしまっています。
ファンダメンタル分析と、テクニカル分析の違い
おおかた、投資している方々は、ファンダメンタル分析とテクニカル分析はしっかり注目していよういう姿勢をお持ちではないでしょうか。
ファンダメンタル分析だけでなく、テクニカル分析ものしっかり注目しておかなければならない方法です。テクニカル分析は、過去既に存在しているチャートをチェックして、そこにある値動きのパターンを読みとって、将来の価格のパターンにあてはめていく方法です。
テクニカル分析の基本ルールは、ただチャートをしっかり見ればOKです。いちいち経済の状況など把握しないでも利用することができる方法です。しかし、テクニカル分析に依存している方々は、時事的な価格の変動が起きてしまったとき、そのような問題とはなかなか対応できない状態でしょう。
テクニカル分析をしっかり学ぶというのもいいですが、やっぱりファンダメンタル分析って、なくてはならないものではないでしょうか。仮想通貨で利益を上げようと思っている方々は、テクニカル分析＆ファンダメンタル分析両面で向きあう必要があります。
仮想通貨のファンダメンタル分析のメリット
仮想通貨でファンダメンタル分析をすることで、価格変動の原因を、仮想通貨に関するニュースや、世界の経済情勢などから知ることができます。
例えば､中国政府による仮想通貨取引所に対する規制が起きたことに対しても、テクニカル分析だけ一生懸命していますという方々は、ビットコインが急落した理由を知ることができないでしょう。そのような意味では、テクニカル分析も完璧なテクニックとは言うことができません。
ファンダメンタル分析の方法は、公式サイトやSNSなどを頻繁にチェックすることです。公式サイトやSNSなどをしっかり見る習慣を身につけていると、価格上昇に今後繋がっていくであろうインフォメーションも入手出来る可能性が高いです。
価格が上昇するかなという気配を感じたら、仮想通貨を購入すればいいのです。ファンダメンタル分析といういい方をすれば、非常に難しいワードに聞こえて、ハードルが高いと思ってしまう方々もいらっしゃるかもしれませんが、ファンダメンタル分析とは、この程度のことなのです。
まとめ
あなたは、ファンダメンタル分析をしているつもりがなくても、いつの間にかそれをしている可能性もあります｡世の中の事象は、外部と繋がっていないものはありません。外部を知ることができれば、内部のことをより掘り下げて知ることができるのです。
ファンダメンタル分析は、株式、仮想通貨だけに役立つことではなく、私達の生き方に必要な手法と言ってもいいのではないでしょうか。
